経営者の休日 第一回 「夢を駆ける男たち」

6月14日(土)、富士スピードウェイにて公道では
ポテンシャルを充分に発揮できない
ランボルギーニがサーキットでタイムアタックを行う
「ランボルギーニ・サーキットチャレンジ2008」が開催された。

コース全長4563mを平均2分台で駆け抜ける。

スーパーカーのオーナーたちは、
純粋に走りたいがためにサーキットに集結した。

心身を揺さぶるエキゾースト時速280キロの世界

全20台のランボルギーニがピットに集結。その非日常な光景は「威風堂々」異様なまでの興奮を駆り立てる

タイムアタックは30分。

ピットにランボルギーニ独特のアイドリング音が響く。
その後、スクランブル時の戦闘機が滑走路を駆けるように、
ピットから1台ずつコースへ出て行った。

最終コーナーをまわり、富士スピードウェイの特徴でもある長いメインストレートを
誰よりも早いタイムで通過しようとシフトアップしながらアクセルを踏んでいく。

その姿はピットロードから目と耳で認識できる。
通り過ぎる瞬間、首と体を回しながら必死でランボルギーニを追おうとするが、
はっきりと確認できたときには、すでにそのテールランプは小さい。

第一コーナーに差し掛かるまで加速し続けるランボルギーニは
およそ時速280kmに達する。

滑らかで力強い10気筒のエンジン音を響かせながら加速していくが、コーナー手前で一転、
ブレーキランプは光り、エンジンはシフトダウンするたびに悲鳴を上げる。

6速、5、4、3、2速、およそ時速80km にスピードダウンしたランボルギーニは、
右に曲がる第一コーナーへ、吸い寄せられるように消えていく。

「ランボルギーニ」オーナーが語る、「ランボ」とは

今回、堀田氏のご協力をいただき、三人の 夢を駆ける男たち に取材をお願いすることができた。
「ランボルギーニ」を彼らは親しみを込めて「ランボ」と呼ぶ。
オーナーが語る「ランボ」とは!?

なぜサーキットチャレンジに参加するのか?

100Rを微妙なアクセルワークで攻める。左に荷重がかかっているのが写真でも分かる。ドライバーにかかるG(重力)はかなりのものだろう。

今でこそサーキットでスピードを追求する3人だが、
初めてランボを手に入れたときは一様に
「公道で走るのも怖かった」と言う。

しかし、次第にランボの持つポテンシャルを
全開で発揮したいと思うようになり、参加を決定。

一般的にランボが公道で発揮できるポテンシャルは
2〜4割だといわれる。

しかしそれも100%を知らないと分からないことだ。
実際のレースでは車に傷はつく、タイヤ、ブレーキパッドは磨り減る。タイヤを四つ変えればウン十万円もかかる。

それでも、来年はまた参加したいと言う。

ランボルギーニイタリア工場で見たものは?

今年初めに堀田氏と後藤氏は忙しい合間を縫ってランボの作られる工程を見学するためにイタリアへ渡った。

後藤氏
「ランボの工場でマシンの作られる工程を見るとマシンに対する気持ちも変わりますよ。
ひとつひとつが手作業で組み立てられていくんですよ。
シートの革まで手作業で縫いつけていくのを見たときに、ランボは匠たちの技の結集だなって思いました」

安田氏
「その話を聞くかぎり、ランボは自動車じゃないですね。値段の価値が分かりました」

堀田氏
「値段が張るものにはそれなりの理由があるんだなって思いました。
初めは、乗っている時に自分のものなのに似合っていないなって感じていました。
その後、ランボに乗ることで、だんだん自分にフィットしてくることを感じたんです。
人間自体が変わっていく。ある意味自己の成長だと思う人間自体が変わっていく。
ある意味自己の成長だと思うんですよね」

ランボルギーニにはオーナーのみが知る魅力もふんだんに詰め込まれている。

仕事とサーキットの共通点とは?

(左)香具山商会 代表 後藤和良氏
(中)ハイパーネッツ 代表 堀田東氏
(右)日興染織 代表 安田健一氏

『ランボルギーニ ガヤルド』 特徴のあるヘッドライトをはじめ、外観も美しく、力強い

・スピードメーター スピードメーターは時速“340” kmまで表示されている

・エンジン ランボルギーニの心臓部「水冷V型10気筒エンジン」

・タイヤ ブレーキキャリパーは車と同色になっている

Photo Impression