■人生を歴史にたとえる人がいる。
時空を超え、新しい事象が起こったとしても、人の為すことは、古い歴史をたどることになるという。
現在に残された遺跡にたたずむと、
繁栄、衰退、滅亡、再興ーーー
繰り返された歴史がその繰り返しを静かに語りかけてくる、
それでも人は、発見や出会いを求めることを諦めることなく、
今日も一日を探して行く。
未来を信じ、新しい頁を刻むために。
■人生を山にたとえる人がいる。
誰もが一歩、また一歩、と重い荷を背負い汗を流しながら山道を行く。
頂上はまだ遠く、見上げて確認することすらできない。
道は険しく息はあがるが、迎えてくれるであろう、山頂の涼やかな風、拡がる景色、次々に流れる流星群。
何物にも代え難い達成感、すなわち幸せを求め、人は今日も登り続けていく。
人生はさまざまな旅にたとえられることが多い。
その旅程は違えど、すべての旅は、一日、86,400秒という時間の積み重ね。
限りのある時間を、長さではなく、いかに過ごしたか、という視点で捉えてみたい。
人生の彩りや深みを増すために、普遍的な事象から希少な経験へと、自身の国境を越えてみては如何だろうか。
『希望』という名のパスポートはお持ちかな。